富山県が2018年に開発した新しいお米の品種が「富富富(ふふふ)」です。この品種は、コシヒカリの特徴を受け継ぎつつ、高温に強く、いもち病にも強い特性を持っています。 「富富富」は、コシヒカリ環1号とコシヒカリ富筑SD2号を交配して生み出されました。粒が大きく整った外観が特徴で、炊きあがりの粘りと甘みが良好な食味に仕上がっています。 この品種は主に富山県内で栽培されており、近年の主要産地となっています。2018年の品種登録以降、徐々に栽培面積を広げてきました。 富山県は「富富富」の特性を活かし、高温耐性と病害抵抗性に優れたお米としてアピールしています。炊飯時の省エネ効果や、食味の良さから人気を集めており、富山県の新しい顔となることが期待されています。
【食味】 粘り:強い / 甘み:中程度 / 硬さ:適度 【特徴】 ・高温に強く、いもち病抵抗性を持つ ・粒揃いが良い ・炊きあがりがふっくらとしており、食感が良い ・香りが高く、上品な味わいがある 【栽培特性】 ・富山県で開発された品種で、同県が主要産地 ・コシヒカリを交配親に持つため、コシヒカリと似た特徴を持つ 【おすすめ料理】 ・おにぎり ・寿司 ・炊き込みご飯 ・おぼろ ・お茶漬け 【主要産地】 富山県
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