ミルキークイーンは、農研機構によって1998年に開発された水稲品種です。コシヒカリの低アミロース突然変異系統から育成されたこの品種は、粘りと甘みが強いのが特徴です。 コシヒカリと比べて白米の外観は少し濁りがあり、粘りが強く粒が大きめです。炊飯すると、ふっくらとしたのに粘りが強く、口当たりがなめらかで甘みがしっかりと感じられます。低アミロースのためアミロースが少なく、寝つきがよく、冷めても硬くなりにくい食感が持続します。 主な生産地は茨城県、千葉県、栃木県などの関東地方です。コシヒカリなどの主要品種と比べると作付面積は限定的ですが、低アミロース米としての特徴から、高級料理店や贈答用などで好まれています。
【食味】粘り:強い / 甘み:強い / 硬さ:適度 【特徴】 ・低アミロース米で、コシヒカリの低アミロース突然変異種 ・強い粘りと甘みが特徴 ・粒が大きめで、食感はしっとりとした柔らかさ ・香りは控えめで、炊き上がりは光沢のある白米 【おすすめ料理】 ・寿司 ・おにぎり ・おじや ・リゾット ・ご飯物全般 【主要産地】 ・茨城県 ・千葉県 ・栃木県
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